11月26日に長谷ますみ先生による「超音波・歯周治療実践セミナー」に参加しました。
診療で用いるスプラソンP-MAXを歯周治療の一環として徹底的に使いこなす実習コースです。
まず最初に、超音波スケーラーの原理やハンドスケーラーとの違いについての講義を聴きました。超音波スケーラーはハンドスケーラーに比べ、狭いポケット、複雑な根面にも容易にアクセスでき、力がほとんどいらず、術者の疲労と患者の苦痛が少ないです。また、イリゲーションシステムにより、ポケット内の洗浄と出血の洗浄で術野の確保ができます。
次にライブデモをしながら抜去歯牙実習、ファントムを使った模型実習を行いました。
目的に応じたチップの使い分けやパワーの調整、歯面へのチップの当て方についてマンツーマンで教わりました。一本の歯に対して3つのチップを使い分ける事でより効率的に歯石を取り除くことができます。
その他にも、ハンドスケーラーを使う上でのワンポイントアドバイスや、感染予防対策についても学ぶことができました。これらのことを踏まえて、今後患者さんにより良いメインテナンスを提供できるよう努めます。
DH 内山